2009年7月20日月曜日

Indispensable

かつて、平行線をたどってきたものどうし。
同じ時間、空間を共有しながら、交差することなく、過ぎてきた時間。
やがて、交差することで、遡って、意味までが創生する。

交差して。
それぞれの線がそれぞれのたどってきた歴史をかかえ、
それを相応に認め合いながら、
いつしか、一方が、必要欠くべからざる存在のように思えること。

その先へ。
時間をともにし、何かをつむげるのか、薄氷を踏むようでいて。
線はきっと、直線なのにお互いがからみあって、つまり、
面をつくり、空間を拓く

0 件のコメント: